ANA の SFC (スーパーフライヤーズカード)の取得を目指して2月の後半から修行をしてきました。これから海外にたくさん行こうと思っているのと、国内線も年に数回は乗るので優先搭乗やANAラウンジを利用したいのが理由です。
SFCとは
SFCとはスーパーフライヤーズカードの略で ANA が発行するクレジットカードで一定以上の搭乗実績により ANA のステータスが上がりプラチナランク以上になると入手可能となるクレジットカードです。
ステータスというのは上級会員制度で ANA が自社の飛行機をよく利用している顧客に対して特別なサービスを提供するというものです。
ANA のステータスの種類は「ブロンズ」「プラチナ」「ダイヤモンド」の3種類に分かれています。
毎年1月から12月に獲得したプレミアムポイントに応じて翌年度のステータスが決定します。4月から1年間プレミアムサービスを受けることができます。
SFC を取得するとクレジットカードの年会費を支払い続けていれば、プラチナステータスと同等のサービスを受けることが可能になります。
SFC 修行とは
SFC 修行とはプラチナステータス異常のステータスの取得を目指して、たくさん飛行機に乗り ANA のプレミアムポイントを5万ポイント以上貯める活動を言います。
プレミアムポイントを稼ぐために本来乗る必要のない飛行機に乗り、ポイント獲得効率の良い路線をひたすら往復するというような乗り方をするので修行と呼ばれます。
例えば国内線であれば、羽田⇔那覇の往復を繰り返すと言った感じです。
外資系エアラインは毎年ステータスが更新されて、一定の要件をクリアしないと上級会員資格を維持できません。しかし、ANAの場合は一度だけ条件をクリアすれば、それ以降はスーパーフライヤーズカードを保有するだけで、上級会員資格を維持することが可能です。
SFC 会員の受けられる主な特典
- ラウンジの利用
- 座席クラスのアップグレード
- プレミアムエコノミーへのご変更(2020年3月31日搭乗分まで)
- 国際線特典航空券の優先
- 優先チェックインカウンター
- 手荷物受け取りの優先
- 手荷物許容量のご優待
- 専用保安検査場のご利用
- 優先搭乗のご案内
ANAは最大手の航空連合であるスターアライアンスのゴールド会員資格もゲットできます!
SFC 取得にかかる費用は?
SFC 取得にかかる費用は一般的に1プレミアムポイント=10円と言われています。
この1プレミアムポイントを取得するためのコストを PP 単価と言います。
PP単価の計算式=フライトマイル × 路線倍率 + 搭乗ポイント
基本的に長距離であればある程、PPが貯まりやすく設定されてます。ただANAは国内線を一番優遇していて、次はアジア太平洋地域を優遇しています。なのでヨーロッパやアメリカなどの長距離線にのったからといって効率よくPPを貯められるわけではありません。
なのでSFC修行は、国内線の長距離、国際線のアジア・太平洋の長距離路線で、行うのが効率よくPPを貯められるのでおすすめです。
- ANAグループの日本国内線:プレミアムポイント路線倍率が2倍
- ANAグループ便の日本発着 アジア・オセアニア・ウラジオストク路線:1.5倍
- その他の国際線:1倍
1PP=10円だった場合、プラチナステータスを獲得するために5万 PP が必要なため、およそ50万円ほどかかります。羽田⇔那覇はPP単価が6円台に抑えられ大変良く、便数も多いのでスケジュールが組みやすいです。
PPの計算はANAが提供しているPP計算ページで出来ます。出発地・到着地・クラス・利用運賃を選択すると、PP(片道)を算出できます。
ストイックに修行する場合は、羽田⇔那覇の単純往復が一番効率が良いです。
運賃種別 (代表例) | 積算率/搭乗ボーナス | 獲得PP |
---|---|---|
運賃1 (プレミアム運賃) |
150%+400PP (プレミアムクラス) |
3,352 |
運賃2 (プレミアム株主優待) |
125%+400PP (プレミアムクラス) |
2,860 |
運賃3 (ANA FLEX) |
100%+400PP (普通席) |
2,368 |
運賃5 (VALUE 1/3、株主優待割引) |
75%+400PP (普通席) |
1,876 |
運賃7 (SUPER VALUE 21、EARLY) |
75% (普通席) |
1,476 |
自分の場合は、物販をやっているため仕入れにクレジットカードを使用して、マイルを貯めていました。
ANA のマイルを SKY コイン (ANA のポイント)に交換して使っていたため、かかったお金は空港への電車代くらいで、飛行機代はかかりませんでした。
感想
自分の修行スタイルは、いかに安く PP 単価を抑えるかというところを重要視していたので、ひたすら羽田⇔那覇を往復しました。時期的に沖縄のオフシーズンであったため、1往復するのに大体19000円程でした。
それでもその日のうちの一番安い時間帯の航空券を購入していたので、毎回那覇空港の最終便で羽田に帰ってました。羽田に着いたら23時過ぎです。 家に着いたら24時過ぎです・・・つらかった。
毎回、沖縄についても那覇空港から出ずに夕飯を食堂で食べて、その後カードラウンジで少し休んで帰りの飛行機に乗ると言うものだったので、パターンが決まってしまって面白みにかける修行となりました。コスト重視でない方は是非那覇市内まで出て観光を楽しんでください。
あと 感じたことですが、 SFC の特典の一つである優先搭乗についてです。 ANA では毎回飛行機に搭乗するとき、Group別に順番に登場することになります。
Group1はダイヤモンドステータスの人や プレミアムクラスのシートの人です。Group2が SFC 会員の順番なのですが・・・結構多いです。
他に「プラチナサービス」メンバー、「スター アライアンス・ゴールド」メンバー、プレミアムクラスをご利用の人達がいますが・・・それにしても多いなといった印象でした。
その他のGroup3・4の多さに比べたら、かなり少ないですが。
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